『パプリカ』4Kリマスター版 上映中
【監督 今敏 × 原作 筒井康隆 × マッドハウス 公開20周年で甦る!】
「夢が犯されていく──」
監督 今 敏×原作 筒井康隆×制作 マッドハウスによる≪夢≫のコラボレーション!
各国の映画祭でも高い評価を受けた、映画史上に輝く名作アニメーション『パプリカ』。
今 敏の緻密で豪華な映像美と、平沢進の音楽世界…。4Kリマスターにより更に輝きを増した本作が、公開20周年である2026年──ふたたび全国のスクリーンを侵食します!
圧倒的な映像美と独創的なアイデアによって描き出される、無意識の世界と人間の深層心理。
現実と夢が交錯する映像表現は、色褪せず鮮烈な驚きと興奮をもたらします。
〈STORY〉
精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジーDCミニが盗まれた。それを機に研究員たちは次々に奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容姿もまったく別人の夢探偵パプリカに姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込む。しかし、狂ったイメージに汚染された夢の中では、おぞましい罠がパプリカを待ち受けていた…。
出演:林原めぐみ、江守徹、堀勝之祐、古谷徹
監督:今敏
脚本:水上清資、今敏
原作:筒井康隆
〈特別鑑賞料金〉
一律:1,700円
※特別興行につきサービスデー、各種割引サービス、ご招待券はご利用いただけません。予めご了承ください。
2006年/日本/90分/ビスタ/※2K上映
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、Filmarks
©2006 MADHOUSE/Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
『私はあなたを知らない、』 上映中
【中野量太 監督『湯を沸かすほどの熱い愛』 10年ぶりのオリジナル脚本で挑む最新作】
日本アカデミー賞ほか数々の映画賞を席巻した『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、10年ぶりに完全オリジナル脚本で挑んだ映画『私はあなたを知らない、』。愛する人を殺めてしまうという重い罪を犯した孤独な青年と、母を奪われた娘が13年の時を経て対峙する本作は、“家族”をテーマに作品を撮り続けてきた中野監督が、日仏共同製作でたどり着いた圧巻の新境地である。「母を殺した男」と「被害者の娘」という、本来交わるはずのない二人の運命をサスペンス形式で映し出し、「知る/知らない」をめぐる優しさと残酷さを、ユーモアと愛に満ちた視点で描く。
狂おしいまでに“家族”という幸せの形を追い求め、破滅へと向かっていく主人公・西山夕平を演じるのは、日本のみならずグローバルに活躍を続ける俳優・坂口健太郎。温もりへの執着の果てに罪を犯してしまう青年を、圧倒的な繊細さと確かな存在感で体現し、観る者の倫理観を揺さぶる。彼が想いを寄せるシングルマザー・紗月の娘で、後に運命を大きく動かすヒロイン・朝子に、映画『違国日記』での演技が高く評価され、ブルーリボン賞新人賞を受賞した早瀬憩。朝子を何不自由なく育てようと懸命に生きる母親・紗月役には、映画『君のクイズ』など話題作への出演が続く堀田真由。さらに、幼少期の朝子を演じる倉田瑛茉、事件当時の弁護士役に滝藤賢一、朝子の祖母役に原田美枝子を据え、物語にさらなる奥行きを与えている。
あの日、一体何があったのか。夕平は何を思っていたのか。封印していた過去の記憶と「知りたくなかった真実」に触れたとき、2人が下した決断に涙があふれ出す。決して許されない罪をどう償うか、そして赦すことができるのか。その先にある再生の光を静かに提示する、感動のヒューマンサスペンスが誕生した。
〈STORY〉
西山夕平(28)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。
職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは。
彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝いていった。そしてある日、紗月から自分の5歳の娘・朝子を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。
紗月と朝子との生活で、これまで知らなかった“家族”という幸せの形に触れ、夕平は心を開放していくが・・・。
出演:坂口健太郎、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、滝藤賢一 / 原田美枝子
原案・脚本・監督:中野量太
2026年/日本、フランス/126分/シネマスコープ
配給:クロックワークス
©IDKYPs./Pyramide Productions
ギヨーム・ブラック監督 特集上映〈ギヨーム・ブラックの夏〉
『また会えるよね』『みんなのヴァカンス』『宝島』
9月4日(金)〜9月17日(木)
2週間限定 日替わり上映
【フランスの俊英ギヨーム・ブラックが描く“ひと夏”の物語を一挙上映】
上映スケジュールはこちら
高校時代の友情は、いつまでも続くのでしょうか?
いま分かっているのは、もうすぐ寄宿舎の仲間たちが、彼らの部屋、ドローム川での川遊び、山でのお祭り騒ぎに“さよなら”をするということ。ルイゾンはドレッドヘアを切り落とし、小さな「家族」は離れ離れに。彼らにとって、“別れ”は初めてではありませんが、今回は辛いものになるでしょう……。
2024年カンヌ国際映画祭ACID部門に出品されたギヨーム・ブラック監督の最新作。 前作『リンダとイリナ』と同様、本作も高校生たちの日常を追ったドキュメンタリーであり、喪失や別れの物語となっている。監督は『リンダとイリナ』と本作について、「場所も階層も文化も異なる若者たちを描いているが、この二作品は共通する感情で結ばれている」と、二部作の映画として完成させた。
【ギヨーム・ブラック監督のコメント】
この映画で彼女たちを撮ることを私が選んだのではなく、彼女たちが私を選んだのです。彼女たちの方からやって来て、この場所で、みんなで一緒に生きた証を残しておきたいと言われたのです。彼女たちは一目見て、私がこれまで出会った若者たちや、30年前の私自身ともかけ離れていました。最初、少し懸念もありましたが、その分、興味もそそられました。そして徐々に、彼女たちが成熟していて、自分たちの考えをはっきり述べる特異な才能や、強い政治意識を持っていることがわかりました。彼女たちが、この土地独特の何かを強く体現していると感じました。また彼女たち全員が、まだ口の開いた傷を抱えていることにも気づきました。そして、彼女たちについての映画を作るのではなく、彼女たちと一緒に映画を作るという考えに至りました。このニュアンスの違いはとても重要でした。
監督:ギヨーム・ブラック
2024年/フランス/64分/スタンダード
配給:エタンチェ
© bathysphere productions – 2024
『リンダとイリナ』(『また会えるよね』と併映)
フランス北部の町エナン゠ボーモン。もうすぐ夏休みになる高校では、親友のリンダとイリナがTikTokを撮ったり、家族や将来の悩みを互いに打ち明けたりしています。しかしこの夏、リンダは引っ越します。リンダはイリナに心を開いたことで、別れは複雑になります。夏の始まりに心が沈む二人。彼女たちの友情には何が残るのでしょうか? 過ぎ去る夏の素晴らしい物語。
【ギヨーム・ブラック監督のコメント】
これは絆と友情についての映画で、私に人生の一部を差し出してくれた二人の若い女性、リンダとイリナの知性と感性に多くを負っています。私は、この映画をとても誇りに思っています。
監督:ギヨーム・ブラック
2023年/フランス/38分/スタンダード
配給:エタンチェ
© bathysphere et Le BAL / La Fabrique du Regard 2022
※『リンダとイリナ』+『また会えるよね』を併映/上映時間:102分
『みんなのヴァカンス』
映画『みんなのヴァカンス』は、『7月の物語』(17)に続いて、ギヨーム・ブラック監督がフランス国立高等演劇学校の学生たちと制作した。俳優は長篇映画に出演するのがはじめての学生たちで、スタッフもできるだけ若い人、長編映画に参加したことが少ない人を揃えた。製作にフランス・ドイツ共同出資のテレビ局であるアルテが加わっており、テレビ放映用に企画された作品であったが、その高いクオリティーが評価され、第70回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に選出、国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞し、2021年にはフランスで劇場公開された。
ロケ地はパリからおよそ600km南に離れたドローム県の小さな町ディー。撮影スタッフは12人という少人数で、撮影中に町の住人に追い払われることなく、町中を俳優たちと歩いて移動して撮影された。脚本は物語の大筋のみにとどめ、つねにその時の光の変化や撮影現場の雰囲気を作品に取り込めるように、撮影での即興の余地を残したという。
〈STORY〉
夏の夜、セーヌ川のほとりで、フェリックスはアルマに恋をする。夢のような時間を過ごすが、翌朝、アルマは家族と共にヴァカンスへ旅立ってしまう。フェリックスは、親友のシェリフ、相乗りアプリで知り合ったエドゥアールを道連れ に、アルマを追って南フランスの田舎町ディーに乗りこんでいく。自分勝手で不器用なフェリックスと、生真面目なエド ゥアール、その仲を取り持つ気の優しいシェリフ。サイクリング、水遊び、恋人たちのささやき。出会いとすれちがい、友情の芽生え…。3人のヴァカンスも、みんなの ヴァカンスも、まだはじまったばかり──。
出演:エリック・ナンチュアング、サリフ・シセ、エドゥアール・シュルピス
監督:ギヨーム・ブラック
2020年/フランス/100分/ヨーロピアンビスタ
配給:エタンチェ
©2020–Geko Films–ARTE France
パリ近郊セルジー゠ポントワーズにあるレジャーアイランド。 ここはある者には冒険、誘惑、危険を冒す場所。またある者には避難、逃避の場所である。 世界の喧騒とどこかで共鳴しながら、歓喜あふれる遊泳場から人目につかない秘密の片隅、そして子供たちの夢見る王国まで、今ひと夏の探検がはじまる。
【ギヨーム・ブラック監督のコメント】
おそらく私は無意識に、人々の間にある境界を抹消し、共通点を探すため映画を作るようになったのだと思います。この場所には様々な境遇の人たちが訪れます。すべての人たちが同じような子供時代や可能性を与えられたわけではありません。むしろその逆です。それでも、すべての人たちが、夏の一日、ヴァカンスの一日が引き起こす感動や感情によって一つの共同体を成しています。一年のこの時期だけ、様々な境遇にいる人たちの出会いが可能になるのです。 日々の生活でとても残念に思うのは、私たちは無数の運命とすれ違っているのに、それについて本当に何も知らないということです。私たちの生き方が、好奇心、寛容さ、相手を知りたいという気持ちを失わせているのです。それが、この撮影という仕掛けを作ることで、すべての出会いが可能になったのです。
監督:ギヨーム・ブラック
2018年/フランス/97分/ヨーロピアンビスタ
配給:エタンチェ
© bathysphere 2018
【ギヨーム・ブラック監督特集 3作品鑑賞特典】
3作品のうち1作品の半券ご提示で2本目以降は通常料金より
一般・大学・専門学生は500円引き
シニアは300円引きでご鑑賞いただけます。
※サービスデー、他割引との併用不可
『メモリィズ』 9月11日(金)より上映
【柄本佑 主演最新作!写真を通して紡ぐ、家族の記憶と記録の物語】
主役・雄太役には柄本佑。『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『火口のふたり』『シン・仮面ライダー』『木挽町のあだ討ち』など多くの主演映画や、2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」などで見せてきた揺れる内面の陰影が、本作でも静かな重みを与えている。父の面倒を雄太に託し、東京で外国人旅行者向けツアーガイドの仕事と子育てを続ける妻・ゆき役には穂志もえか。初主演映画『少女邂逅』ほか数々の作品に出演し、2024年の配信ドラマ「SHOGUN 将軍」にて国内外で多くの評価を集めた。そして雄太の義父・誠役にイッセー尾形。頼るでも断るでもなく、言葉少なに雄太との日々を淡々と過ごす誠役を変幻自在に演じる。
監督・脚本は、本作『メモリィズ』が初の長編作品となる坂⻄未郁。
京都造形芸術⼤学(現:京都芸術大学)在学中に短編映画『すこしのあいだ』でISCA最優秀作品賞、『夜のこと』で最優秀学科賞を受賞し、学生時代から業界の注目を集めてきた。卒業後は石井裕也組の助監督や⼟井裕泰組のメイキングカメラマンとして映画界で活躍し、今作がついに待望のデビュー作となる。
〈STORY〉
雄太が九州の田舎町へとやって来たのは、足を骨折した義父が回復するまで身の回りの世話をするためだった。義父が営む昔ながらの写真館の仕事を手伝いながら、東京にいる妻と娘との間で、スマホで撮った映像を交わす。大きな事件は何も起こらないが、日々の些細な出来事と、その記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに、鮮やかに浮かび上がってくる──。
出演:柄本佑、穂志もえか、梅沢昌代、伊佐山ひろ子、成田裕介、占部房子、香椎由字、イッセー尾形
監督・脚本:坂西未郁
2026年/日本/97分/ビスタ
配給:リトルモア
©︎2026LittleMore
『さとこはいつも』 9月18日(金)より上映
【沖田修一 監督 デビュー20周年イヤーに贈る完全オリジナル新作!】
プッと吹き出さずにいられないユニークでキュートな人間たちを、温かな眼差しで描き続けてきた沖田修一監督。デビュー20周年という節目に完全オリジナルで描くのは、年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」たちの物語。
人生のままならなさと格闘する「さとこ」たちが、時にドタバタ騒ぎ、時に猪突猛進に突っ走り、時にシレっとやり過ごしたりしながら、“自分の物語を書く”ことで“自分を解放”し、そして“自分の人生の決着”をつけていく。温かさを備えつつ、そこに “毒を一滴垂らしたニンマリ感”がマーブル模様のように練りこまれた本作。彼女たちの奮闘に噴き出しつつ快哉していると、いつしか勇気が湧き上がってくる!【自由で みっともなくて 愛おしい】トリプルコンボ!!!な人生賛歌が爆誕した。
35歳の西田沙都子を演じるのは、今や国民的俳優となった有村架純。ぶち当たる壁を飄々と超えていく様を颯爽と演じ、現代の35歳を等身大かつチャーミングに体現する。映画配給会社に勤める彼女の、宣伝会議でのプレゼンシーンは、全ての働く女性必見!の仕上がりとなっている。
20年に及ぶお弁当作りを卒業する55歳の里子を、可憐に初々しく演じるのは石田ひかり。かねてより沖田作品の大ファンだったという石田は、完成した本作を試写で鑑賞し「正直に言って、本当に好きな作品になりました。」と太鼓判を押す。
更に、中学3年生・15歳の聡子を演じるのは、約300人が参加したオーディションで選ばれた姫野花春。演技経験はほぼゼロに近いながら、沖田監督が「僕の作品にとても似合うと思った」と直感した通り、コミカルさと可愛さがブレンドされた魅力がスクリーンで爆裂開花している。
3人のさとこたちを取り巻くキャラクターにも個性的な面々が集う。15歳の聡子に影響を与えるミステリアスな国語教師・寺尾を吉田羊、35歳の沙都子と6年にも及ぶ不倫を続ける、なぜか憎めない印刷会社の営業担当・村井をオダギリジョー、55歳の里子の夫・重明を33年ぶり共演で遂に(!?)夫婦役を演じる筒井道隆。その他にも、黒田大輔、小川冬晴、青木柚、細田佳央太など豪華な面々が物語に寄り添う。
〈STORY〉
同級生に恋する鼻炎持ちの中学3年生・ソフト部所属の中井聡子(15歳)。
姪っ子と韓国カルチャーLOVE!映画配給会社の宣伝部でバリバリ仕事しつつ、
6年目になる不倫が倦怠期を迎えている西田沙都子(35歳)。
子育てがひと段落、ようやく自分の時間ができた飯島里子(55歳)。
三者三様、まったく違う人生を歩む 【さとこ】 たち・・・。
それぞれに降りかかる出来事や運命的な出会いをきっかけに、
自分の人生を“物語”として書き始めたとき、3人の「さとこ」たちが少しずつめぐり合っていきーー!?
出演:有村架純、石田ひかり、姫野花春
黒田大輔、小川冬晴、青木柚、細田佳央太 / 吉田羊、オダギリジョー、筒井道隆
監督・脚本:沖田修一
音楽:柴田聡子
主題歌:折坂悠太「シミレ(feat.柴田聡子)」
2026年/日本/138分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2026「さとこはいつも」製作委員会
『ドラマなふたり』 9月18日(金)より上映
【A24ラブストーリー史上No.1大ヒット!地獄のウェディングロマンス】
結婚式の1週間前に花嫁が告白した〈最悪の秘密〉をきっかけに、誰もがうらやむ完璧なカップルの関係が狂い始め、やがて周囲を巻き込んで出口なきデスロードを暴走していく。彼女の告白をめぐり全米中で大激論が起こり、A24史上最速で、全世界興収1億ドル突破※2026年4月時点の大ヒットを記録した話題作が遂に日本に! 主人公のエマとチャーリーを演じるのは、新時代のアイコンとして輝く『DUNE デューン 砂の惑星』『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤと、超大作もアート系も制する『ミッキー17』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソン。監督・脚本は北欧の鬼才・クリストファー・ボルグリ。プロデューサーには『ミッドサマー』のアリ・アスター。
ふたりを待ち受ける試練は、気まずさと共に共感を呼ばずにはいられない。愛する人の全てを知りたい──誰もが抱く願いに、あなたの愛が試される。この〈ドラマ〉を見届ける勇気はある?
〈STORY〉
ボストンのカフェで運命的な出会いを果たしたチャーリーとエマは、この上なく幸せな日々を送っていた。結婚式まであと7日と迫った夜、付添人の親友夫婦と4人での食事中、これまでにやらかした最悪の行いを告白することに。軽い気持ちで始めたゲームだったが、エマの【最悪の秘密】に全員がドン引き。チャーリーはエマには想像を絶する別の顔があるのではないかと恐れを抱く。幸せの絶頂は一転、疑心暗鬼のどん底へと墜落するが、結婚式の準備を止める術はなく、遂に当日を迎えるー。
出演:ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、アラナ・ハイム、ママドゥ・アティエ、ヘイリー・ゲイツ
監督・脚本:クリストファー・ボルグリ
製作:ラース・クヌードセン、アリ・アスター
2026年/アメリカ/105分/ビスタ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2026 Dramatic Movie Rights LLC. All Rights Reserved.
『ナギダイアリー』 9月25日(金)より上映
【カンヌ国際映画祭出品!監督 深田晃司 × 主演 松たか子 × 石橋静河】
ワールドプレミアとなった第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門での公式上映では、約7分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こり、「自分らしく生きることの尊さを描いた傑作」、「今年のベスト映画の一本」、「心を奪われた」と海外メディアからも高い評価を集め、日本公開を前に15を超える国と地域での公開が決定している『ナギダイアリー』。メガホンをとったのは、『淵に立つ』、『LOVE LIFE』、『恋愛裁判』など、独自の映画表現で人間の本質を鋭く捉え、カンヌ、ヴェネチアをはじめ世界的な評価を受ける深田晃司監督。岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・平田オリザの代表作「東京ノート」に着想を得て、監督自ら脚本を執筆。岡山県奈義町をモデルとした架空の町「ナギ」を舞台に新たな物語を紡ぎ、9年の歳月を経て完成させた。
主演を務めるのは、日本映画界に欠かせない名優・松たか子。本作では、癒えない喪失を抱えたセクシュアルマイノリティの彫刻家・寄子を圧倒的な存在感で体現。また、東京から寄子のもとを訪れ、彫刻のモデルを務める友梨役に、いま最も注目を集める俳優のひとり石橋静河。キーパーソンの好浩を松山ケンイチが演じるなど、屈指の実力派キャストが集結した。多様な価値観や選択肢で溢れるこの時代。自分で何を選び、どう生きていくか――。観る者の人生観を揺さぶる、唯一無二の人間ドラマが誕生した。
〈STORY〉
自然豊かな町「ナギ」。この地でひとり創作に打ち込む彫刻家の寄子のもとに、弟の元妻で建築家の友梨が、休暇をとって東京から訪れる。義理の“元姉妹”である友梨をモデルに彫刻を制作する数日間。若くして妻を亡くした好浩、その息子の春樹と親友の圭太――。異なる場所で生きる寄子と友梨の再会は、穏やかだったナギの日常に小さな揺らぎをもたらしていく。
出演:松たか子、石橋静河、川口和空、藤原聖、藤間爽子、水間ロン、申瑞季 / 松山ケンイチ
監督・脚本:深田晃司
2026年/日本、フランス、シンガポール、フィリピン/110分/ヨーロピアンビスタ
配給:スターサンズ
© 2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.
『大統領のケーキ』 10月2日(金)より上映
【カンヌ国際映画祭 新人監督賞他2冠 監督の実体験から生まれた感動作】
アカデミー賞®国際長編映画賞のショートリストに選出され、カンヌ国際映画祭で新人監督賞(カメラ・ドール)、監督週間観客賞の2冠を果たすという、イラク映画史上初の快挙を次々と成し遂げた作品に世界が熱狂!
舞台は1990年代、独裁政権下のイラク。人々が戦争と食糧不足に苦しむなか、フセイン大統領は自身の誕生日を祝うケーキを作るよう、国内の各学校に命じていた。クラスでくじ引きが行われ、9歳の少女ラミアがケーキ係に指名される。もし、用意できなければ重い罰が待っていた。そんな、ニュースでは報道されない知られざる世界を、ハサン・ハーディ監督が自らの体験をもとに描き出す。さらに、キャストは全員が演技未経験者。撮影はイラクで行われ、世界遺産にも登録された南部のメソポタミア湿地帯など、初めて目にする映像がスクリーンに躍る。
未来を恐れず、過去を嘆かず、親友の少年と目の前の困難にひとつずつ向き合うラミア。そのたくましさと生命の輝きが、不安な時代を生き抜くための力をわたしたちに思い出させてくれる。宝物のように大切にしたい物語。
〈STORY〉
大統領の誕生日まであと2日。
祖母と二人で暮らす9歳のラミアは、学校のくじ引きで“名誉ある”「大統領のケーキ係」に選ばれてしまう。フセイン大統領の誕生日に、お祝いのケーキを準備する係だ。
翌朝、ラミアは祖母に連れられて、父の形見の時計と、“友達”の雄鶏ヒンディとともに町へ出かける。だが、日々の食卓も満足に揃えられない祖母の目的はケーキではなく、ラミアを養子に出すことだった。思わず逃げ出したラミアは、自らの手でケーキの材料を集めれば、祖母との暮らしを続けられると信じて、クラスメイトのサイードと協力して町を駆け回る。
十分なお金も時間もなく、あるのは知恵と想像力だけ── はたして、“名誉あるケーキ作り”の行方は?
出演:バニーン・アハマド・ナーイフ、サッジャード・モハンマド・カーセム、ワヒーダ・サーベト、ラヒーム・アルハジ
監督・脚本:ハサン・ハーディ
2025年/イラク、アメリカ、カタール/105分/シネマスコープ/PG12
配給:松竹
© 2025 TPC FILM LLC. All Rights Reserved.
『平行と垂直』 近日順次上映
【初の企画作品 安田章大 × のん ダブル主演で描く感動作!】
兄の大貴は自閉スペクトラム症。現在は清掃の仕事に就き、周囲のサポートを受けながら自立した生活を送っている。妹の希は、カウンセラーとして働きながら兄を支えて生きてきた。ふたりの生活は変わることなく続くと思っていたが、希の結婚話をきっかけに、お互いのこれからに向き合うことになる。それは、ふたりのこれまでに向き合うことでもあった――。
企画段階から参加した安田章大は、山野海によるオリジナル脚本に深く心を動かされ、大貴役に真摯に向き合った。専門家のレクチャーを重ね、丁寧に役を掘り下げたその姿勢は、作品の核となる“人を想うこと”の真実味を支えている。一方、希を演じるのんも、実際に障がいのあるきょうだいを持つカウンセラーから話を聞き、役に息を吹き込んだ。
監督は『毎日かあさん』、『マエストロ!』などで温かな人間ドラマを紡いできた小林聖太郎。大阪・堺を舞台に、ささやかな日常の中に潜む“支えること/支えられること”の揺らぎを、やわらかく、確かな眼差しで描き出す。
そして、物語を締めくくるのは、安田章大が推薦した浮(ぶい)による書き下ろしの主題歌「話そう」。安田章大もコーラスに参加し、これからも続いていく日々に余韻を残す。
忘れがちな思いやり、気づかぬうちに交わしている優しさ。本作は、そんな日常の奥にある小さな光をそっとすくい上げる。胸が温かくなる今年最高の感動作。
〈STORY〉
兄と妹は、まるで“平行”と“垂直”。交わらないようで、確かに支え合って立っている――。『平行と垂直』は、自閉スペクトラム症の兄・大貴と、結婚を控えた妹・希が、人生の節目にそっと触れ合いながら、自分たちの“これから”を見つめ直す物語だ。
清掃の仕事に就き、周囲のサポートを受けながら自立した生活を送る大貴(安田章大)。カウンセラーとして働きつつ、兄を支えることを当たり前としてきた希(のん)。変わらないと思っていた日常は、希の結婚話をきっかけに静かに揺れ始める。支えてきたつもりの妹、支えられていると思っていた兄。ふたりは初めて、お互いの存在がどれほど自分を形づくってきたのかに気づいていく。人生の転機は、過去と未来の両方を照らし出す。そこに浮かび上がるのは、言葉にしなくても確かに続いてきた“きょうだい”の絆だ。
出演:安田章大、のん
伊島空、高山トモヒロ、谷村美月、福田転球、芦川誠、早織、久保田磨希、河野咲良、髙田幸季、武藤凪、林英世 / 神野三鈴、菅原大吉
監督:小林聖太郎
原案・脚本:山野海
2026年/日本/118分/ヨーロピアンビスタ
配給:東映ビデオ
©︎2026「平行と垂直」製作委員会
『見えない娘 THE INVISIBLES』 近日順次上映
【監督 竹林亮『大きな家』『MONDAYS』× 主演 毎熊克哉 新感覚SFムービー!】
見えないものがだんだん見えてくる…!?透明人間と旅に出る新感覚SFムービー!
娘は三人。ひとりは、透明。心配性の父と三姉妹が、トラブル続きの旅に出る。
監督は、ドキュメンタリー映画『14歳の栞』(2021)、『大きな家』(2024)や、社員全員がタイムループする劇映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)(以下、『MONDAYS』)で注目を集めた竹林亮。企画・脚本は、竹林とともにYouTube短編映画『ハロー!ブランニューワールド(動画名:もう限界。無理。逃げ出したい。)』(2019)やリモート演劇「BestFriends.com」(2020)、『MONDAYS』などを手がけ、数々の賞をともに手にした夏生さえりが担当。『MONDAYS』で、タイムループという仕掛けで会社員のくり返される日常をユーモアたっぷりに描いた制作チームによる、「透明人間」を題材にしたハートフルな最新作。
今作で描かれる透明人間は、決して超常的なヒーローでも怪物でもない、生まれつき透明の、ふつうの少女。そんな透明人間の娘をもつ父の姿を通じて、親子の普遍的な葛藤を描く。
演出の要となるのは、透明な三女・ひかりの存在をCGで直接描かないという点にある。この映画を観終わったあとに、「自分はずっと、想像力で透明人間の子どもの姿を感じていたんだ」と、ふと気づくような体験になればいいなと思ったという監督。アナログな手法で最低限の物を動かしたり、あえて見せきらなかったりしながら、透明人間をCGで作り上げるのではなく、クラシックかつ緻密な映画的表現によって制作している。
透明人間の娘をもつ、心配性な主人公・星野学役を務めるのは、ミステリアスな役から強烈なインパクトを残す悪役まで、幅広い役柄をこなす実力派俳優・毎熊克哉。末っ子が透明人間という三姉妹には、三女・ひかり(透明人間)役に鈴木凜子、長女・風子役に近藤華、次女・音々役に矢山花という注目の若手俳優たち。他、寺島進、余 貴美子、友近、濱田祐太郎、宇野祥平、円井わん、浅沼晋太郎、坂口涼太郎、板尾創路、加藤雅也 、映美くららなど、ベテランから個性派俳優まで幅広い魅力的なキャストが揃った。
〈STORY〉
とある島で、ひっそりと暮らす父と三姉妹の家族。この家族には、ちょっと変わった秘密があった。それは、末娘(ひかり)が生まれつき“透明人間”であること。
「このまま何事もなく、みんな一緒に暮らせますように」
娘たちを朗らかに育てた母親が亡くなった後、心配性の父は、三姉妹を人目から隠すように暮らしていた。だが、そんな父の心配をよそに、娘たちは趣味の映画作りにずっと夢中でいつも大騒ぎ。
そんなある日、東京で暮らす大女優の祖母が入院したという知らせが入る。父は、子どもたちの祖母に孫が透明人間であるという秘密をまだ打ち明けられていなかったため、深く悩む。しかし、娘たちの勢いに抗えず、父と三姉妹は、憧れの祖母に会うために東京へと出発することに。
だが、絶対に透明人間だとバレてはいけない旅は、危険と困難だらけ。目まぐるしく起こるトラブル。言いつけを守らない娘たち。父が守り続けてきた家族のかたちが、少しずつ揺らぎはじめる……。
果たして父は、先行き不透明な旅を無事に終えられるのか?
出演:毎熊克哉、鈴木凜子、近藤華、矢山花、寺島進、余 貴美子、友近、濱田祐太郎、宇野祥平、円井わん、浅沼晋太郎、坂口涼太郎、板尾創路、加藤雅也、映美くらら
監督:竹林亮
企画・脚本:夏生さえり、竹林亮
2026年/日本/110分
配給:PARCO、CHOCOLATE Inc.
©︎THE INVISIBLES Production Committee
『ヒンド・ラジャブの声』 近日順次上映
【ヴェネチア国際映画祭 審査員グランプリ他 8冠に輝いた“少女の声”】
2024年1月29日。人道支援組織「赤新月社」のスタッフは緊急電話を受けた。 パレスチナ・ガザ地区で6歳の少女が助けを求めている。 スタッフたちは少女との通話を繋ぎ止めながら、救出するためにあらゆる手を尽くす …。 少女の名前はヒンド・ラジャブ。
監督はアカデミー賞に3度ノミネートされた実績を持つ秀英カウテール・ベン・ハニア。フィクションとドキュメンタリーを行き交い唯一無二の表現をするハニア監督は、当時ニュースやSNSで世界中に拡散されていた“ヒンドの声”を聞いたことをきっかけに映画化を決意。保管されていた実際の音声記録や現地の映像を使用し、極限までリアリティーを追求した物語を構築した。第82回ヴェネチア映画祭では史上最長となる23分のスタンディングオベーションで迎えられ、銀獅子賞を含む驚異の8冠を達成し、アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートを果たすなど世界中の映画祭を席巻。ブラッド・ピット、ホアキン・フェニックス、ルーニー・マーラなどの多くの映画人たちが監督の想いに賛同し、プロデューサーに名乗りを挙げている。
その日、一人の少女の“叫び”に懸命に向き合っていた人たちの奮闘や苦悩を、圧倒的な緊迫感で描き出し観る者の心を掴んで離さない、魂が震える衝撃作が誕生した。
〈STORY〉
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区にある人道支援組織「赤新月社」の緊急通報センター。そこでは遠く離れたガザ地区からの通報も引き受けており、スタッフたちは日夜、緊急通報の対応に追われていた。
2024年1月29日、ボランティアスタッフが緊急通報を受ける。電話に出たのは6歳の少女だった。助けを求める彼女の名は、ヒンド・ラジャブ。
家族と共にガザから避難しようとしていたところ、車が銃撃され、生き残っているのは彼女ひとりだった。
残された彼女を救出するため、「赤新月社」のスタッフは通話を繋ぎ止め、あらゆる手を尽くすが、状況は刻一刻と悪化していく…
出演:サジャ・キラニ、クララ・クーリー、モタズ・マルヒース、アメル・フレヘル
監督・脚本:カウテール・ベン・ハニア
製作総指揮:ブラッド・ピット、ホアキン・フェニックス、ルーニー・マーラ、ジョナサン・グレイザー、アルフォンソ・キュアロン、マイケル・ムーア、スパイク・リー
2025年/チュニジア、フランス/89分/シネマスコープ
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
©MIME FILMS — TANIT FILMS
『ワンオペレーション』 近日順次上映
【ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞 アカデミー賞主演女優賞ノミネート】
本年度アカデミー賞作品賞受賞作『ワン・バトル・アフター・アナザー』プロデューサーのサラ・マーフィ、同賞作品賞ノミネート作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』監督・脚本のジョシュ・サフディら、現代アメリカ映画界を牽引するクリエイターたちが製作に名を連ね、気鋭の米スタジオA24が放つ本作は、家事、育児、仕事をひとりで抱え込んだ女性の極限状態を描きながら、現代社会に潜む“ワンオペ”という構造的な問題に鋭く切り込んだ異色作だ。スリラー、心理ドラマ、ダーク・コメディが融合した予測不能な展開のなかで、主人公の日常は少しずつ崩壊し、やがて現実と妄想の境界すら曖昧になっていく。
主演を務めたローズ・バーンは、キャリア30年以上の中で最高峰の演技と評され、ベルリン国際映画祭銀熊賞、ゴールデン・グローブ賞女優賞を受賞、米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる快挙となった。共演にはコナン・オブライエン、エイサップ・ロッキーら個性派が集結。監督・脚本を手掛けたメアリー・ブロンスタインが自らの実体験をもとに構想し、現代人を蝕むワンオペ問題をブラックユーモアと予測不能のスリルで描き出した衝撃作が誕生した。
〈STORY〉
家事と育児、セラピストの仕事に追われるリンダは、原因不明の病を抱える幼い娘の世話に追い詰められていた。顧客の患者への対応、娘の担当医からの叱責、出張中の口うるさい夫からの電話──休まる暇もない日々の中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルへ移り住むことに。誰にも頼れない孤独のなかで限界を迎えた彼女は、思いもよらぬ事態へと飲み込まれていく──。
出演:ローズ・バーン、コナン・オブライエン、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)
監督・脚本:メアリー・ブロンスタイン
2025年/アメリカ/113分/シネマスコープ/PG12
配給:東京テアトル、シンカ
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